プラスチックフレーム~セルロイド~

メガネの春田静岡駅前店の春田です。
今回はメガネフレームの種類についてご紹介します。
第一回目はセルロイドについてです。
20th
1. プラスチックフレーム~セルロイド~
セルロイド (celluloid) は、ニトロセルロースと樟脳などから合成される合成樹脂(硝酸セルロース)の名称である。 歴史上最初の人工の熱可塑性樹脂である。 象牙の代用品として開発され、加熱(大体90℃)で軟化し、成形が簡単であることからかつて大量に使われた。セルロイド – Wikipedia
プラスチックフレームが登場したのは19世紀後半。20世紀初頭まではプラスチックフレームといえば素材はセルロイドでした。そのため今でも違う素材を使っているプラスチックフレームのことでも「セル枠」と呼ぶことがあります。
現在はアセテートやオプチル素材が主流になっています。入れ替わった大きな原因は、セルロイドの可燃性です。以前は自然発火で工場が火災になったこともあるようで、維持・管理が難しい素材です。
特徴としては肌へのなじみがよく、衝撃にも強いこと。欠点としては可燃性と紫外線に長く当たるとひび割れが起ります。※130℃以上に加熱すると内部気泡が生じ、170から190℃で発火します
数はやはり少なくなってきてはいますが、あえてセルロイドを使っているメーカーさんもいますので探してみるといろいろと出てきます。
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